ボールギャグ
- 2015/11/29
- アダルトグッズ解説
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ボールギャグは、口枷の一種。ボール(=球体)ギャグ(=さるぐつわ)の名前のとおり、口をふさぐボールとそれを固定する革ベルトからなるSMグッズで、「玉付き口枷」や「セシュター」とも呼ばれる。ボール部分に、ゴルフの練習に使うプラスティック製の穴空きボールのようなものを取りつけたタイプが主流だが、なかには弾力のあるシリコン製のボールを使用したタイプも。またベルト部分も、1本のひも状になっているもの以外に、複数のベルトを組み合わせて顔面や頭部全体を覆うタイプがあり、当然ながら後者のほうが拘束感や被虐感が強い。
ボールギャグのおもな使用目的は2つある。1つは、装着者の言葉を奪うこと。口を半開きにした状態で固定できるため、きちんと取りつければ、装着者はまともにしゃべることができなくなる(言葉にならない声を上げることはできる)。取りつけ方がゆるいと簡単に外れてしまったり、外れないまでも普通にしゃべることができてしまうので、ベルトは強めに締めたほうがいいだろう。とはいっても、強く締めすぎてしまうと、今度はM女性が痛がったりケガの原因になったりするので注意が必要だ。個人的な見解になるが、この問題を解決するには、ボール部分を完全な球体ではなく卵型にし、口に入れる部分の体積を増やせばいいのではないかと思う。これなら、ボールギャグの美しさを保ちつつ、舌で押すなどしても簡単には外れないため、ベルトを極端に強く締める必要がない。自分では超グッドなナイスアイディアだと思っているのだが、どこかのメーカーが作ってくれないものだろうか。どうですか、エピキュリアンさん?
ボールギャグのもう1つの使用目的は、M女によだれを流させることだ。自分の意思で吐くツバとちがい、自然と流れ出るよだれは粘着質で糸を引いているため、まるで口から愛液をたれ流しているのような卑猥さがある。もちろん、自分の意思で吐いたツバにも粘着性はあるのだが、口から糸を引いて滴り落ちるのが美しいのだ。ボールギャグをつけられたM女のほうも、自分がとめどなくよだれをたれ流していることを自覚できるので、より羞恥心や被虐心を煽られるだろう。ただし、経験のないM女のなかには、目隠しされてボールギャグをつけられると自分の状態が分からず、口からよだれをたれ流していることに気づかないケースもあるらしい。
ボールギャグの1番の魅力は、M女を美しく演出できることにある。口を半開きにされたまま閉じることもできず、よだれが溢れ出すのを止めることもできない。その羞恥や屈辱に身を焼く様は、M女のもっとも美しい姿の1つと言えよう。本格的なSMグッズでありながら、比較的リーズナブルな価格のボールギャグ(もちろん、高価なタイプもあるが)。M女とお付き合いを望んでいるSの諸兄方は、ぜひこの機会に手にしてみてはいかがだろうか。なお、ベルトの留め具部分がマジックテープ方式になっているものは、M女が自分の意思で外せる可能性があるため(M女をどう拘束しているかにもよるが)、バックル仕様のもののほうがオススメであることを、余談にはなるがつけ加えておく。